『ピアノの森 -The perfect world of KAI-』(ピアノのもり)は、一色まことによる日本の青年漫画。1998年より『ヤングマガジンアッパーズ』9号(講談社)にて連載開始。途中、休載や掲載誌廃刊をはさんだ後、81話(2005年)より『モーニング』(同)に移籍。不定期連載の後に長らく休載していたが、2006年12月に連載が再開された。2008年5月に、隔週連載から不定期連載になった。『モーニング』2015年49号、コミック26巻をもって完結。2018年1月時点でシリーズ累計部数は600万部を突破している。 町外れの「ピアノの森」で育った少年カイの物語。はじめは楽譜すら読めないカイが周囲を取り巻く人々によりピアニストとしての才能を開花させていく過程を描いている。 第12回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。2007年にアニメーション映画化された。 2024年12月、新たなストーリーを描いた『もうひとつのピアノの森 整う音』が『モーニング』にて、2025年4・5合併号より同年13号まで第1期を連載。ピアノ調律師の青年・の向井智が登場するストーリー。