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『マクロスプラス』(MACROSS PLUS)は、1994年から1995年にかけて発売された日本のオリジナル・ビデオ・アニメ(OVA)。全4巻。 1982年から1983年にかけて放映されたスタジオぬえ原作のテレビアニメ『超時空要塞マクロス』の世界設定を継承し、テレビアニメ『マクロス7』と並行して企画・製作された作品であり、「マクロスシリーズ」のひとつに数えられる。『超時空要塞マクロス』の時代より約30年後の西暦2040年を舞台に、三段変形を特徴とするメカ、可変戦闘機(VF)の次期主力機開発競争を背景とし、ふたりの男性テストパイロットと、人気バーチャルアイドルのプロデューサーを務める女性の三角関係を描く。 『超時空要塞マクロス』においてスタジオぬえの一員としてメカニックデザイン、設定監修などで携わり、劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』では共同監督を務めた河森正治が原作・総監督となり、同作でメカ作画監督を務め、「板野サーカス」と呼ばれるメカアクション描写で知られた板野一郎が特技監督、メカニックデザインを務めたスタジオぬえの宮武一貴が舞台設定・メカニカル設定(河森と連名)として参加している。新たなメインスタッフとして、監督に渡辺信一郎、脚本に信本敬子、オリジナルキャラクターデザインに摩砂雪、音楽に菅野よう子らが起用され、アニメーション制作はトライアングルスタッフが担当した。 英語吹き替え版の『MACROSS PLUS INTERNATIONAL VERSION』(マクロスプラス インターナショナルバージョン)も発売された。1995年10月7日には、OVA版を再編集して新作カットを加えたアニメ映画『マクロスプラス MOVIE EDITION』(マクロスプラス ムービーエディション)が、『劇場版マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!』との同時上映で公開された。